障がい者手帳アプリのインストール方法ですね。現在、多くの場所で利用できるアプリとして「ミライロID」があります。以下にミライロIDのインストール方法と、インストール後の登録方法をまとめました。
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ミライロIDのインストール方法
- アプリストアを開く:
- お使いのスマートフォンがiPhoneの場合は「App Store」、Androidの場合は「Google Playストア」を開きます。
- アプリを検索:
- 検索バーに「ミライロID」と入力し、検索します。
- アプリをインストール:
- 検索結果に表示された「ミライロID」アプリの「インストール」ボタンをタップします。
- インストール完了:
- インストールが完了すると、スマートフォンのホーム画面にアプリのアイコンが表示されます。
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ミライロIDの登録方法
- アプリを起動:
- インストールした「ミライロID」アプリをタップして起動します。
- アカウント登録:
- 画面の指示に従い、アカウント登録を行います。
- 手帳情報を登録:
- お手持ちの障害者手帳をアプリで読み取るか、必要な情報を入力して登録します。
- 登録完了:
- 登録内容の審査が完了すると、アプリで障害者手帳の情報を表示できるようになります。
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その他
- ミライロIDは、障害者手帳の情報に加えて、割引や優待などの情報も確認できる便利なアプリです。
- ミライロIDは、顔写真付きの手帳のみ登録可能です。
- ミライロIDについてより詳しく知りたい場合は、ミライロIDの公式サイトをご覧ください。
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ミライロIDは、株式会社ミライロが提供するスマートフォン用アプリで、障害者手帳をお持ちの方が、手帳情報をスマートフォンに登録することで、手帳の代わりに利用できるサービスです。
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ミライロIDの主な機能とメリット:
- 障害者手帳のデジタル化:
- 紙やカードの手帳を持ち歩く必要がなく、スマートフォンで手軽に提示できます。
- 割引・優待の利用:
- 公共交通機関やレジャー施設などで、ミライロIDを提示することで、障害者割引や優待を受けられます。
- 情報提供:
- 障害のある方にとって役立つ情報や、割引・優待情報などを確認できます。
- 心理的負担の軽減:
- 手帳の提示に対して心理的な負担を感じる方に対して、提示する際の心理的な負担が軽減されます。
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ミライロIDの利用方法:
- スマートフォンにアプリをダウンロードし、アカウント登録を行います。
- お手持ちの障害者手帳の情報をアプリに登録します。
- 利用可能な施設や店舗で、スマートフォンの画面を提示します。
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注意点:
- ミライロIDが利用できる施設は、導入している施設に限られます。
- ミライロIDに登録した後も、従来の手帳での割引や優待も受けられます。
ミライロIDは、障害のある方の日常生活をより便利で快適にするためのツールとして活用されています。
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ミライロIDは、他の障害者手帳アプリと比較して以下のような特徴があります。
- 多機能性:ミライロIDは単なる障害者手帳の電子化だけでなく、様々な機能を提供しています。
- 幅広い対応:身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の3種類の手帳に対応しています。
- 情報の最適化:必要な情報のみを表示させることができ、提示する際の心理的負担を軽減します。
- パーソナライズされた情報提供:障害種別や等級に応じて、個人に合わせた情報やお得な情報を配信します。
- サポート内容の登録:必要なサポートや福祉機器の仕様などを登録でき、窓口での伝達をスムーズにします。
- 広範囲での利用:約500の事業者、3,500箇所以上の施設、45,000台以上の交通機関で利用可能です。
- 電子クーポンの提供:飲食店やレジャー施設などで使える電子クーポンを集約して提供しています。
- オンラインストアとチケット販売:障害者向けの商品販売や、割引適用済みのオンラインチケット販売を行っています。
- 使用可能場所の可視化:マップ機能により、利用できる場所を簡単に見つけることができます。
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これらの特徴により、ミライロIDは単なる電子化された障害者手帳以上の機能を提供し、利用者の利便性を高めています。
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ミライロID以外の障害者手帳アプリについては、以下のようなものがあります。
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- マイナポータルアプリ
マイナンバーカードを利用して、障害者手帳情報をデジタル化して表示できます。 - 自治体独自のアプリ
一部の自治体では、独自の障害者手帳アプリを開発・提供しています。例えば、東京都では「TOKYOスマート福祉」というアプリがあります。 - 民間企業開発のアプリ
ミライロID以外にも、民間企業が開発した障害者手帳アプリが存在します。ただし、ミライロIDほど広範囲での利用や多機能性を持つものは少ないのが現状です。
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これらのアプリは、機能や利用可能な範囲が異なる場合があります。また、自治体や施設によって対応しているアプリが異なることがあるため、利用する際は事前に確認することをお勧めします。
なお、デジタル化が進んでいるものの、多くの場面では従来の紙の障害者手帳も併用して使用されています。
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自治体アプリについて、以下の詳細情報を提供します。
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概要
自治体アプリは、地方自治体が提供する障害者支援のためのスマートフォンアプリケーションです。これらのアプリは、障害のある方々の日常生活をサポートし、情報アクセスを容易にすることを目的としています。
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主な機能
自治体アプリには、以下のような機能が含まれています。
- お知らせ配信・プッシュ通知:自治体からの重要な情報を直接ユーザーに届けます。
- オンライン予約:短期入所、通所、イベント、窓口相談などの予約が可能です。
- デジタル障害者手帳連携:「ミライロID」などのデジタル障害者手帳との連携機能があります。
- 障害福祉案内冊子のデジタル化:自治体の障害福祉に関する情報をいつでも確認できます。
- 施設・窓口検索:地域の施設や窓口の検索、混雑状況の確認ができます1。
- サポートファイル管理:自治体発行のサポートファイル情報をアプリ内で記録・管理します。
- 交通チケット管理:タクシーチケット、バス無料券、ガソリン券などをアプリで発行・管理します。
- アンケート機能:オンラインでのアンケート作成、回答収集、データ出力が可能です。
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特徴
- カスタマイズ可能:各自治体のニーズに応じて機能を拡張できます。
- アクセシビリティ対応:音声読み上げや色覚多様性に対応しています。
- マイナンバーカード連携:マイナポータル自己情報取得API連携などが可能です。
- 地域特性の反映:自治体独自のデザインや地域キャラクターを使用できます。
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実証実験
東京都では、2024年11月に西新宿エリアで障害者の外出をサポートするアプリの実証実験を計画しています。この実験では、50名程度のモニター参加者が2週間にわたってアプリを使用し、その有用性を検証する予定です。
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導入事例
相模原市では、「ミライロID」を活用した障害者手帳アプリの導入を行っています。市内の多数の施設で、このアプリによる本人確認や施設使用料の減免確認が可能となっています。
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自治体アプリは、障害のある方々の生活をより便利にし、地域社会とのつながりを強化する重要なツールとなっています。今後、さらに多くの自治体でこのようなアプリの導入が進むことが期待されます。
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障害者支援アプリを導入している自治体は以下の通りです。
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- 茨城県ひたちなか市
- 2024年12月から「ひたちなか市障害者支援アプリ」を提供開始
- ミラボのアプリをベースに、自治体独自の機能を追加
- 神奈川県鎌倉市
- 2025年1月20日から「かまくら障害者支援アプリ」を提供開始
- 主な機能:市からのお知らせ配信、福祉の手引きデジタル版閲覧、アンケート機能、手当・サービス情報の簡易検索、施設空き状況の検索、バリアフリーマップ
- 東京都江戸川区
- 「ミライク -MIRAIKU-」というアプリを導入
- 東京都港区
- 神奈川県茅ヶ崎市
- 岐阜県飛騨市
- 栃木県那須塩原市
- 栃木県宇都宮市
- 2024年12月に「わく・わくアプリU」の運用を開始
これらの自治体アプリは、障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法に基づき、デジタル技術を活用した情報提供やサービス改善を進めています。主な機能には、お知らせ配信、オンライン予約、デジタル障害者手帳「ミライロID」との連携などが含まれています。
アプリの導入により、障害のある方や介助者の利便性向上と、自治体や支援施設職員の業務効率化が期待されています。